自販機の下で

切り取って、削りだした先にこそ「おもしろい」が宿る

書き残そう、人生の、物語を。

人生って物語なんだ、という。

相変わらず「ふわっとした文章」らしいが、
これしか書けないから、しょうがない。
一昨日、これ書きながら寝オチしたのは秘密。



現実には物語のレイヤーが至るところに存在する。
これからARが流行ると言われるのも、目の悪いあいつが眼鏡をかけないのも、そう。
直視したくないんじゃないか。たぶんそれなりに汚い現実を。

ただやっぱり、あるものはそこにあって、その中には見ないと前に進めないものも多い。
無理矢理にでも、そっちを向かなきゃいけないし、向かせなきゃいけない。

妥協し続けてきた自分も、
中途半端に真面目だった自分も、
つい言い過ぎてしまう自分も、
認めなければならない。

なんとなく大学に入った自分と、
なんとなく日々を過ごしてきた自分と、
なんとなく焦っている自分は、
少し照準を定めなければならない。

切り口さえあれば、どんな現実にも物語は見出せる。
だからもう物語は要らない。
必要なのは、切り方だ。

サービスは加速し、綺麗な物語は現実の私たちの視界を阻む。

レイヤーの奥を見る目を持って、
綺麗じゃない現実の中にこそ、
本当に美しいものが存在するんだたぶん。

たぶんそれは、フツーで、フツーで、ただフツー。
なんのおもしろさもなく、すぎて行く日々。

書くときは、工程をさかのぼる。
フツーすぎる日常に、
意味をつけ、タグをつけ、区別し、分類し、
歴史に融合させ、まるで一貫していたかのように。
奥の現実を意識して、
それを包み込むようにレイヤーをかければいい。

書き上げよう、人生を、物語として。